鳥類・底生生物・植生等の生物調査、森林・里山・水辺の環境調査を行い、生態系の現状を明らかにし、公開していきます。
●底生生物調査
錦江湾奥沿岸部の干潟や河口域に棲む底生生物の調査を行っています。
●鳥類調査
主に冬鳥を対象に継続した調査を実施しています。環境の変化と共に種類や数、越冬場所の推移などを調べています。中でも、絶滅危惧種 クロツラヘラサギの越冬環境の保全に、地域住民・行政と協働で取り組んでいます。
●ウミガメ調査
夏季は、錦江湾奥部でのウミガメ調査をしています。2012年に産卵・孵化が確認されました。錦江湾奥部でウミガメの産卵・孵化が確認されたのは、鹿児島県が「ウミガメ保護条例」を制定した昭和63年以降、初めてのことです。
●ゴカイ調査
長年に渡り、重富干潟のゴカイの調査を行っています。それらで得られたデータを、鹿児島大学との共同研究に活かしています。